ピラミッドとスフィンクス
『どうしてエジプトでビジネスを?』
というご質問、今でもたびたびかけられますが、端的に言えば、エジプトにそれだけのポテンシャルがあると見ているからです。
では、どんな部分にポテンシャルがあるといえるのか、という話になると、ちょっ と一言では言い尽くせないものがあるので(笑)、分割でお話しさせていただきます。
今日は、地理的位置づけについてお話しします。
■世界地図を見てみよう!
画像:egyptabout.com
エジプトでビジネスをしている私たちにとっては、すでに当たり前になっているエジプトの地理的位置づけ、あまり馴染みのない人にとっては、地図でどの辺にあるかも、もしかしたらぼんやりしているかもしれません。
エジプトは、アフリカ大陸の北の端、地中海に面した国々の中で一番東にあります。
北東に位置するアラビア半島とも一応陸続きで、国としてはイスラエル(パレスチナガザ地区を含む)と接しています。
線で引かれた国境により、南はスーダン、西はリビアと接しています。
■何がすごいの?
世界地図を見ただけではピンとこないかと思いますが、エジプトの位置は、アジアから見たとき、まさにアフリカへの入り口になっています。
特に、紅海の先に待つ東アフリカは、現在アフリカでも最も経済成長が著しい地域であり、政情が比較的安定しているエジプトから、様々な国へのアクセスが期待できます。
また、砂漠というイメージと対象に、北には地中海(Mediterranean Sea)、東には 紅海(Red Sea)に面しており、世界最長のナイル川と、スエズ運河を有しているところも、重要です。
ヨーロッパとアジアの交易について考えれば、スエズ運河のおかげで、ほとんどの貨物船はアフリカ大陸を周回する必要がなくなり、半月ほど航海時間が短縮できています。
■実際どんな貿易をしているの?
エジプトは、地中海を挟んでイタリアやギリシャ、トルコと貿易したり、同じく北アフリカに属するチュニジア、アルジェリア、モロッコやリビアなどに輸出をしています。
また、紅海をはさんでサウジアラビアと交易したり、紅海を下った先の東アフリカ諸国(スーダン、エチオピア、ジブチ、ケニア、タンザニアなど)にも輸出を行っています。
一方、エジプトは目下、主に中国からの大量に輸入により国内の需要を賄ってお り、輸入超過で貿易赤字となっています。
政府は輸出を応援し、貿易収支の健全化を図っています。
日本の製品が高評価の割に、まだまだ日本との貿易関係が乏しいところに、チャンスがあると考えているのです。
・・・わくわく、しませんか!?
記事:近藤貴政
参考: Tradeimex.in / visualcapitalist.com / エジプト投資・貿易省(Ministry of Investment and Foreign Trade)
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