ピラミッドとスフィンクス
今回は、アフリカの経済成長率に関するニュースです。
国連経済社会局は、1月19日に世界経済に関する報告書「World Economic Situation and Prospects 2026」を発表。
報告書によると、世界の経済成長率は2026年に2.7%にとどまる中、アフリカ諸国は世界の成長率を大幅に上回るとのことです。
国連公式HP『World EconomicSituation andProspects 2026』 より
アフリカの経済成長率は、マクロ経済の安定性向上、投資拡大、そして消費者需要の高まりに支えられ、GDP成長率は2025年の推定3.9%から2026年には4.0%、2027年には4.1%へと徐々に上昇すると予測されています。
これは新型コロナ前の2010年から2019年の平均3.8%を超える成長率となります。
北アフリカは、観光業の回復(特にエジプト、モロッコ、チュニジア)などもあり、4.1%との予測。
エジプトでは、外国からの資金流入を誘致するための経済改革措置に支えられ、GDPは2026年に4.5%、2027年に4.7%成長すると予測されています。
東アフリカは、2026年にエチオピアとケニアの堅調な成長に牽引され、地域統合と再生可能エネルギーの拡大もあり、世界の各地域の小分類別で最も高い5.8%の予測となっています。
西アフリカは、ナイジェリアの経済改革や貴金属価格の上昇により4.4%の成長見通しです。
南部アフリカの2026年の経済は、前年より拡大するものの、米国関税引き上げの影響などにより、2.0%成長にとどまるということです。
アフリカ地域全体で見ると、原油・金などが米国関税免除になっていることもあり、米国関税の影響は限定的。
一方で、ODAの減少、不透明な世界貿易に金融環境といった逆風もある様子です。
アフリカ諸国の約4割が債務危機状態または高リスク状態にあるとのことです。
アフリカの経済規模が大きい主要国の2026年成長率をみると、エジプトが4.5%、モロッコが4.2%、ナイジェリアが3.8%、アルジェリアが3.6%、南アフリカ共和国が1.4%となります。
世界の成長率のトップ13カ国のうち、アフリカからは9カ国が入っています。
2026年世界の成長率上位10位は以下の通りです。
・南スーダン:26.2%
・ガイアナ:24.0%
・ルワンダ:7.2%
・ニジェール:6.7%
・インド:6.6%
・ギニア:6.5%
・ブータン:6.5%
・セネガル:6.5%
・ウガンダ:6.4%
・コートジボワール:6.3%
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