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ご覧いただきありがとうございます。
ここでは、エジプトのポジティブな情報をお伝えしています。
ピラミッドとスフィンクス
今回は、エジプトの知られざる名物!?
エジプト産のオリーブについてです!
オリーブといえば、スペインやイタリア、ギリシャなどの地中海地域が有名ですよね。
しかし、エジプトでも、オリーブは古代から愛されてきました。
スーパーのオリーブ売り場
古代エジプトでは、女神イシスがオリーブの栽培と利用を教えたとされています。
また、ラムセス3世は、太陽神ラーに神殿の灯油のため、オリーブ畑を捧げたとされています。
古代エジプト人がオリーブを愛していたことは、当時のパピルス文書からもわかっています。
古代エジプト人は、オリーブをつぶして軟膏にし、利用していたことが紀元前12世紀のパピルスに記されています。
オリーブの軟膏は、炎症への鎮痛作用があるとされ、宗教的にも聖なる物とされていたんだとか。
当時のファラオが、古代エジプトの太陽神であったラー神にあてた言葉も、約3200年前のパピルスに残っています。
『オリーブの樹から純粋なオリーブ油を搾り、あなた様の神殿の灯火を燃やし続けることができる』と。
オリーブの木に囲まれるラムセス2世の壁画
写真の壁画のように、古代エジプトでは、オリーブの木に囲まれると、”王は1億年生きる”とされていたそう。
ちなみに、写真の壁画は、ヌビア地域のデッル神殿(デール神殿)で撮ったもの。
デッル神殿についての記事は、こちら ⇒ ラムセス2世の壁画が満載!ヌビア地域のデッル神殿とは!?
デッル神殿へは、ナセル湖クルーズで行けます!
アブ・シンベル神殿へ行く途中に、他のヌビア地域の神殿とセットで見学でき、オススメですよ。
ナセル湖クルーズについての記事は、こちら ⇒ アブ・シンベル観光ならクルーズがオススメ!【ナセル湖クルーズ】
エジプトのオリーブ
そんなオリーブですが、現在のエジプトでも、食用以外にも人気のものが!
それがオリーブ石鹸。
オリーブ石鹸を洗顔用として使用するエジプシャンも多く、夫の姉や母も使っています。
中でも、オススメのオリーブ石鹸が、「ネフェルタリ」のもの。
「ネフェルタリ」とは、とってもこだわりのあるエジプトの無添加ボディケア専門ブランドです。
ネフェルタリのオリーブ石鹸は、一番搾りのオリーブオイルのみを使用し、防腐剤なども一切使っていないのが特徴。
わたしも、カイロ在住の日本人の友人にすすめられ、5年ほど前に使い始めたのですが、今では全身洗ってしまうほど、気に入っています。笑
ネフェルタリについての記事は、こちら ⇒ エジプトのオススメ土産【ネフェルタリのオリーブせっけん】
ネフェルタリのココナッツオイルも最高!
もちろん、食用としてのオリーブも、エジプトにはたくさんあります。
エジプト産のオリーブオイルや、オリーブの実も良いものがあります。
ちなみに、現地のエジプト人には、オリーブオイルはあまりメジャーではないようです。
他のオイルに比べ、値段も高く、香りも強いため、多くのエジプト人は、エジプト料理には、ひまわりオイルを使います。
そのかわり、オリーブの実を塩で漬けた、オリーブ漬けは、みなさんよく食べます。
スーパーに行くと、スパイス売り場の隣に、ピクルス売り場があり、たくさんのピクルスが並んでいます。
オリーブも黒オリーブ、緑オリーブがあり、パプリカが挟まったものやニンニクが挟まったものなどもあります。
味見をさせてくれるので、試してみて、好みのものを選べます。
(ほとんどのオリーブ漬けが、とても塩味が強い!)
量り売りが基本で、欲しい量だけ買えるのも嬉しいところ。
それを日本でいう、漬物感覚で食べたり、サラダに入れたりします。
付け合せにオリーブ漬け(エジプシャン姉作コシャリ)
ということで、今回は、エジプト産オリーブについてでした。
渡埃の際は、ぜひ試してみてくださいね。