ピラミッドとスフィンクス
今回は、弊社のニュースについてです。
2023年5月29日、エジプト法人JAPAN LABOは、ダイキン・エジプトと代理店契約を締結しました!
ダイキン・エジプトのマネジャーと
まずは、南エジプト(ルクソール・アスワン・ハルガダなど)で事業展開を図ります。
南エリアは、エジプトの中でも最も気温が高く暑い地域。
言うまでもなく、エアコンは必須です。
加えて、ルクソールは、カルナック神殿やツタンカーメン墓のある王家の谷など、アスワンは、アブ・シンベル神殿など世界遺産が多く、外国人観光客が最も多いエリアの一つです。
ハルガダ(フルガダ)は、紅海リゾートとして欧米の観光客から人気のエリアで、外国人の移住者や別荘も多数。
観光客をメインにした外資系ホテルなども多く、ホテル需要も狙えるエリアです。
また、ハルガダではリゾート開発、ルクソールやアスワンでは、新都市の開発も進んでいます。
カイロなど首都圏と比べ、富裕層はそこまで多くはないものの、主要産業は外貨を獲得できる観光業とあって、法人だけでなく個人需要もある程度は狙っていけると判断。
エジプトのマーケットは、カイロをはじめ経済の中心である北エジプト(アレクサンドリアなど)がメインとなっているのが現状で、南エジプトはブルーオーシャン。
そこに商機を見出し、南エジプトをマーケットに設定しました。
ルクソール神殿
また、現在建設が進む新行政首都(ニューキャピタル)でも代理店契約を締結。
新首都は、建設途上の物件が多く、街全体の完成度はまだまだ低く、移住者もまだ限定的ではありますが、完成後は650万人が移り住む都市になる予定。
街全体がスマートシティとして設計されており、省エネ製品への需要も高いと見込んでいます。
各省庁などは段階的に移転をはじめており、ビジネス分野では、大手企業なども新首都への進出を既にはじめています。
今後は、空港の新設やアフリカ大陸初のディズニーランド建設など、ますます発展していく予定。
そんな新首都に商機を感じ、将来的な需要を見据えてマーケットに設定しました。
新行政首都(ニューキャピタル)
さて、エジプトの消費者は、依然、「外国製品の方が国産品よりも高品質で安全」と認識しているところがあると見受けられます。
なかでも、メイドインジャパンはトヨタや東芝など、実績もあるため、絶対的な信頼を置く人が多数。
価格面では、安価な他社製品に比べると不利とも考えられますが、インフレによる電力の高騰などから、省エネ製品を選択する消費者への需要は高まっていると感じています。
ダイキン・エジプトのマネジャーと研修リーダー& JAPAN LABOの ”チーム ダイキン”
また、エジプトは砂漠の国。
排気ガスに加え、砂埃など大気環境がひどいエジプトでは、空気清浄機の需要も今後増していくと捉えています。
中でも、フィルターを10年変える必要のないダイキン製品は、他社との差別化に長けており、エアコンとのセット販売に力を入れていく考えです。
ということで、今回は弊社のダイキン代理店契約締結のニュースでした。
いつもご覧いただいている方、ありがとうございます!
今後も、こちらでは、さまざまなエジプト情報を発信していきますので、またご覧いただけると嬉しいです。
参考:ダイキン・エジプト
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