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このブログでは、エジプトのポジティブな情報をお伝えしています。
ピラミッドとスフィンクス
エジプトといえば、ピラミッドや神殿など、世界遺産観光で訪れる方が多いと思います。
もし、少し長く滞在するなら、オススメしたいのがルクソールの田舎。
首都カイロとの生活の違いや、オススメ理由を５つ紹介します！
ルクソールの田舎の夕陽
まず、エジプトに中長期滞在するなら、首都のカイロが真っ先に浮かぶと思います。
首都というだけあって、在住日本人も比較的多く、交通の便も悪くはなく、なんでも揃っているので、滞在先として検討しやすいと思います。
わたしたちも、1年のうち数ヶ月は、カイロのザマレクというエリアに滞在しているので、カイロの良さもよくわかります。
また、アレクサンドリアも滞在先として人気がありますね。
しかし、今回オススメしたいのは、ルクソールの田舎。
その理由をカイロとの生活の違いを挙げながら、５つ紹介します。
それでは、順番に見ていきましょう。
ルクソールといえば！気球！
① まち＆景色が綺麗
まずは、これ。
ルクソールは、多くの世界遺産が残る観光都市でもあります。
そのため、観光対策が進んでおり、街が比較的綺麗です。
ルクソール神殿前の大通り（コルネーシュ通り）には、去年、分別できるゴミ箱も設置され、遊歩道も整いました。
去年設置されたルクソールの街中にあるゴミ箱
この点は、カイロよりも進んでいると感じます。
（カイロはザマレクという大使館が立ち並ぶ高級住宅街でさえ、こういった分別できるゴミ箱はまだありません。）
カイロ在住の友人も、ルクソールの方が綺麗と驚いていました。
そして、景色も素敵。
麦畑と気球
バルコニーから撮った写真
② 空気が綺麗
次に、これです。
首都カイロやアレクサンドリアは、人口が多いため、空気が悪いのが難点。
特に、カイロの中心地は、遠くから眺めると空がグレーに見えるほど。
エジプトは、まだまだ古い中古車も多く走っているため、排気ガスも気になります。
その点でも、ルクソールは、空気が綺麗。
人口もカイロに比べ少ないため、当然車の数も少なく、観光バスなども、新しいものが多いため、排気ガスもあまり気になりません。
とはいえ、ルクソール中心地は、多少空気の悪さを感じるところもあります。
しかし、街が小さいため、中心から少し離れるだけで、綺麗な空気を吸うことができます。
洗濯物も、ルクソールでは、ガンガン外に干しています。
（カイロでも外に干している人もたくさんいますが、わたしはちょっと勇気がいる…笑）
ルクソールの田舎の澄んだ空
③ 水がまだマシ（笑）
エジプトの水道水は、観光客は飲まない方が良いとされていますが、口をすすぐくらいはしますよね。
カイロの水道水は、正直あまり綺麗とはいえず、場所によっては、なんとなく臭いがすることも…
その点、ルクソールの水道水は、ナイル川の上流というだけあって、少しマシな気がしています。笑
臭いが気になったこともありません。
ルクソールのナイル川
④ 食が豊か（物価も安い）
これは、本当に違いを感じます。
生産者の顔が見えるのも、田舎ならではの良いところ。
例えば、わたしたちは、近所の牛飼農家さんから、毎朝フレッシュミルクを購入しています。
お肉も、牧草だけを餌にした、グラスフェッドのビーフを農家さんから直接購入できます。
鶏肉や卵は、エジプシャン夫の実家で育てた有機のものをいただくことができ
野菜やフルーツも、畑で育てた無農薬のものを使う分だけ採ることができます。
（季節にもよりますが…）
また、野菜やフルーツは特に、市場やスーパーで買ったとしても、カイロより安いのも良いところ！
最近は、品揃えの良いスーパーもでき、ますます充実してきました。
輸入品のお菓子などは普通に高い…
⑤ 現実逃避しやすい
最後に、これ。
これは、個人的には、非常に大切だと思っています。
短期の観光旅行ではなく、少し長く滞在するとなると、当然ストレスも溜まってきます。
いくら田舎が良いといっても、ストレス発散もできない田舎は、ちょっと…ですよね。
エジプトに長くいると、日本が恋しくなったり、しつこいエジプシャンに嫌気がさしたり。笑
特に、後者は、本当にあるある。
そこで、ぜひ、現実逃避できる場所を確保しておくと良いと思います。
そして、ルクソールには、その選択肢がたくさん。
例えば、５つ星宮殿ホテルのカフェに逃げ込んで、美味しいコーヒーを飲んだり。
（わたし。笑）
外国人経営のホテルやヴィラにあえて泊まったり。
（わたし。笑）
紅海リゾートのフルガダまで車（高速道路で３時間！）で逃避旅行に出かけたり。
（わたし。笑）
ルクソールには、中長期滞在の外国人観光客や、移住している外国人も多くいるので、彼らが集う場所に出かけて
気を紛らわすなど、観光都市ならではのメリットも。
その点でも、ルクソールは、滞在しやすいと思います。
（よく逃げ込む場所。笑）
デメリットを挙げるとすれば、３点ほど。
まず、日本食レストランがないこと。
（中華料理店やタイ料理店などアジアンフードはあります！）
そして、日本食を調達する外資のスーパーがないこと。
（最寄りのカルフールは、フルガダ…泣）
最後に、スタバがないこと。（個人的には大問題。笑）
（マクドナルドやKFC、お洒落なカフェはあります！）
これらを求めるなら、ぜひ、カイロへ。笑
それから、田舎が苦手な人、都会の便利さを求める人も、カイロの方が向いているかと思います！
カイロ圏のガソリンスタンドにはセルフスタバも！
ルクソール神殿前遊歩道からの夕空
ということで、エジプトに長く滞在するなら、ルクソールの田舎をオススメしたい理由５選でした。
必要とする方の参考になれば幸いです！