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このブログでは、エジプトのポジティブな情報をお伝えしています。
スフィンクスとピラミッド
今回は、南エジプト・ヌビア地域にあるアマダ神殿を紹介します。
あまりにも簡素で、正面の写真を取り忘れてしまいましたが、笑
この神殿のすごいところ、これから紹介します!
アマダ神殿は、ヌビアで最も古い神殿であり、新王国時代、第18王朝のファラオであったトトメス3世によって最初に建設されました。
アメン神とリホラフティ神に捧げられたといいます。
その後、トトメス4世によって前庭の上に屋根が設置され、第19王朝には、セティ1世とラメセス2世も、修復を行ったとされています。
中世には、教会に改築されています。
ヌビア地域にある他の神殿と同じく、アスワンハイダム建設の影響を受け、ナセル湖の水で氾濫した神殿を救うため、1964年〜1975年の間に、ユネスコが新しい場所に移転しました。
神殿は、レールの上に置かれ、油圧式で数キロ離れた60mほど高い場所に移されました。
他の神殿が移転する際に行われたように、ブロックに細断されることがなかったため、この神殿の壁画は、元の状態で存続することができたといいます。
神々に捧げ物をするラムセス2世の壁画
このアマダ神殿、世界遺産ではあるものの
数々の神殿の中では、正直、外観も内部も、パッとしない・・・と思われるかもしれません。
しかし、この神殿、とっても綺麗な写真が撮れるんです!
アマダ神殿の内部には、とても暗く、照明もない部屋があります。
最初、訪れた時は、壁画も何も見えないじゃん、と思ったのですが、携帯のライトを当ててみると、壁画が浮かび上がるように見えるのです!
それを利用して、写真を撮ってみたら・・・
なんと、びっくり。
後方に壁画がうっすらと見える、なんとも神秘的な写真に!
たくさんの神殿を訪れましたが、こんな写真が撮れちゃう神殿は、他にはないと思います。
ナセル湖クルーズでは、他の神殿とセットで巡ることが出来るので
クルーズを利用しての見学がオススメですよ!
(詳しくは、こちらナセル湖クルーズへ)
ナセル湖クルーズからの夕陽
以上、アマダ神殿についてでした。
渡埃の際は、ぜひ訪れてみてくださいね!