こんにちは!
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このブログでは、エジプトのポジティブな情報をお伝えしています。
今回は、古代エジプトシリーズです。
今回のテーマは、『世界で初めての古代エジプト考古学者は誰!?』という話です。
結論から言うと、世界で初めての古代エジプト考古学者は、古代エジプト人だそう!
そもそも、考古学者の定義がよくわかっていないわたし。笑
説明によると、土を掘って、遺物を発見し、考察して成果を出せば、考古学者となるそうです。
しかし、土を掘って、遺物を発見する。
これだけを考古学者とするならば、王朝時代にも考古学者はいた!といえるそうです。
この捉えかたでいけば、最初の考古学者は、新王国時代第18王朝のトトメス4世だといいます。
実は、有名なストーリーがあるんだとか。
それは、スフィンクスの足の間に描かれているそうです。
スフィンクス
トトメス4世は、長男ではありませんでした。
古代エジプトのルールでは、長男以外は、王様になることができなかったそうです。
では、どうやって、トトメス4世は、王様になったのでしょうか?
スフィンクスの足の間に描かれている碑文によると・・・
トトメス4世が、若い頃、ギザの砂漠で昼寝していた時のこと。
そこで見た夢の中に、スフィンクスが現れました。
スフィンクスは、彼にこう言ったのです。
(画像:Wikimediaより)
『わたしを砂からかき出して修復してくれれば、ファラオにしてあげよう』と。
それを実行したトトメス4世は、晴れて王に即位することができたのだといいます。
ちなみに、スフィンクスの足の間に描かれているのは「夢の碑文」というそうです。
夢の碑文(画像:Wikimediaより)
これは、トトメス4世が王様になるために作った碑文といわれているそうです。
スフィンクスは彼の時代から1000年以上前の時代のものですが、首まで砂に埋れていたスフィンクスをトトメス4世が発掘したことは確かなようです。
以上、今回は世界初の古代エジプト考古学者についてでした!