こんにちは!
ご覧いただき、ありがとうございます。
このブログでは、エジプトのポジティブな情報をお伝えしています。
今回は、【赤いピラミッド】を紹介します!
赤いピラミッド
エジプトのピラミッドといえば、ギザの三大ピラミッドが有名ですよね。
でも、それだけじゃないんです。
階段ピラミッドに、屈折ピラミッド。
そして今回紹介する、赤いピラミッド。
この赤いピラミッド、古代エジプト考古学を研究するエジプシャン夫の1番のオススメなんです!
内部へと続く階段
赤いピラミッドは、エジプトのダハシュールという、カイロの南約40kmのナイル川西岸の砂漠にあります。
古代エジプトの古王国時代第4王朝のファラオで、クフ王の父でもあるスネフェル王により建設されました。
三大ピラミッドなどとともに、メンフィスとその墓地遺跡として世界遺産にも登録されています。
では、何がそんなにオススメなのか。
古代エジプト研究者のエジプシャン夫によると、オススメの理由は、その姿形と設計。
初めて直線のラインを持つのがこの赤いピラミッドだそうです。
そして、壁面が二等辺三角形になっている方錐形の真正ピラミッドなのだそう!
おまけに、保存状態もよい!
高さは、クフ王のピラミッド、カフラー王のピラミッドに次いで、3番目に高いそうです。
ちなみに、この赤いピラミッドという名前ですが、なぜ「赤い」のかというと?
名前の通り、表面の花崗岩が赤く見えるからだそう。(そのまま!)
しかし、この赤いピラミッド、実は、最初から赤かったわけではないようです。
建設当初は、白い石灰石に覆われていたといいます。
しかし、その大部分が持ち去られてしまい、今では基礎部分にその一部が残るのみとなってしまったそうです。
このピラミッド、建設に10年7ヶ月を要したというだけあって、構造も内部も立派。
装飾はありませんが、巨大な岩を組んで造られている内部は、一見の価値ありです。
(※ただし、中腰で狭い階段を上下して進むため、筋肉痛には要注意)
頑張って内部を見学して戻ったら、ぜひ足元にもご注目ください。
見下ろすと、こんな環境下でも力強く咲く、可愛いお花を発見できますよ!
ピラミッド前に咲く花
残念ながら、現在は中に入ることができないようです。
( ※ 最新情報は、エジプト考古省のHPでご確認ください ⇒ こちら )
また、交通手段は、大型バスやタクシーとなってしまい、少々アクセスしにくいのが難点ではありますが・・・
屈折ピラミッドの北方1km程のところに位置し、2つのピラミッドを一度に観光することができますよ。
古代エジプト好きは、もちろん、そうでなくとも、ぜひ一度は訪れていただきたいところです。
渡埃の際は、ぜひ!